今、話題沸騰中の骨格診断。「私は、骨格何タイプだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
とこのようなお悩みをお持ちの方も多いとお聞きします。
まず大前提として、【太っている/痩せている】で骨格タイプが変わることはなく、骨格診断をしてもどの骨格タイプなのかわからないということはありません!
しかしまだまだ情報が少ない中、たくさんの疑問やわからないことだらけで不安ですよね。
スタイルを美しく見せるにはダイエットやボディメイキングが大切。そんなことは分かってる‥!だけど‥!
今回は、太っている/痩せているで骨格タイプは変わらない理由と、
今の体型をより美しく見せるコーディネート術をお伝えします✨
太っている/痩せているが骨格診断に関係ない理由
「私はぽっちゃりだから〇〇タイプ」、「私は痩せているから〇〇タイプ」ということではございません✨
そしてどの骨格タイプが一番優れているなども一切なく、全てのタイプそれぞれに魅力がございます♪
骨格診断は、「体の特徴」をメインに骨格タイプを導き出しているイメージが強い!という方のほうが多いのではないでしょうか。
たとえば、このような【自己診断チャート】👇
雑誌やネットによくある自己診断チャートでも「鎖骨の特徴は〜」や「手の特徴は〜」といったように、「体の特徴」で診断する方法しか書いていないことの方が多いのでそう思われている方が多いのは頷けますよね。
▶︎【骨格診断】写真で比較!骨格タイプによって鎖骨はこんなに違う!?
▶︎【骨格診断】手の特徴から「自分で」骨格タイプは診断できるの?
骨格は「重心バランス」がメイン!
骨格診断において最重要なポイント
重心バランス(上重心・中央・下重心)
当然「太った!」となるとあらゆる部分に脂肪がつきますよね。
そして人間は、太る=【筋肉の上に脂肪がのる】という流れになります。
そこで体の特徴だけで骨格診断してしまうと、筋肉感や骨感は【脂肪の下】の位置づけになりますので、
痩せ型の方と比べるとやはり「脂肪の方が目立ってわかりづらい‥!😣」となる可能性がとても高くなります。
そのため、セルフで骨格診断をしてもわからない・・という方も多いのではないでしょうか?
それでは実際に、モデルさんの場合で重心バランスを確認していきたいと思います✨
実際にモデルさんで比較
「ラ・ファーファ(la farfa)」は、プラスサイズモデルが活躍するぽっちゃり女子のためのおしゃれバイブルファッション雑誌です。
最新のトレンドを取り入れた様々なジャンルのコーディネート、コスメやメイクページなどのビューティー、インナーやランジェリーなど幅広くおしゃれのコツやテクニックが紹介されております。
それでは早速、ラ・ファーファ専属モデルの方で例えてみましょう✨
【骨格ストレートタイプ】ラ・ファーファ専属モデル:ももさん
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(※実際に診断したわけではございませんので、あくまでも個人的主観です)
鎖骨はあまり目立たない
お肌にハリ感がある ウエスト位置が高い
などの体の特徴もふまえつつ、
重心バランスをメインにラファモのももさんを「骨格ストレートタイプ」の要素が強そうだと判断し、今回ピックアップさせていただきました♪
▶︎【プロが解説!】骨格ストレートタイプの特徴や似合うファッションとは?
【重心を中央に】がもっとも美しい♡
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骨格ストレートタイプの重心は
「中央=ジャストウエスト位置」
「中央」とは、骨格ストレートタイプのくびれ部分「ジャストウエスト位置」のあたりを指します。
骨格ストレートタイプの方はウエスト位置が高めで、
トップスをボトムスにINする位置やベルトマークをする部分もこの「ジャストウエスト位置」を意識するとバランスがよくなりスタイルアップします。
短すぎず長すぎない丈感で、ジャストサイズを選ぶ 長めの丈感やビッグサイズな服でも、ウエスト部分はベルトマークで締める
などで、バランスを「中央」に持ってくることが大切になります。
「ジャストな丈感・サイズ感」というのも大きなポイントで、トップスやボトムスどちらかに大きなボリューム感が出ると重心が傾いてしまいます。
そしてハリや厚みのある生地は高級感だけでなく下にすとんと落ちやすいため、
骨格ストレートタイプさんが得意な「Iラインシルエット」が叶い、全体的にすらっとした印象でシックにまとまりとてもお似合いになります♪
【上重心】にした場合‥
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短い丈感
胸下の切り替え
軽さや薄さを感じる素材
などは、骨格ストレートタイプにとって重心が上がりやすく見えてしまう要素となります。
短い丈感や胸下の切り替えは上半身が詰まった印象で、軽くうすい素材は体の丸みを拾って着太りして見えてしまうことも‥!
モデルさんのように、深めのVネックデザインや縦に並んだボタンは縦ラインを強調して重心を上げにくくしてくれるのでオススメです♪
【下重心】にした場合‥
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もともとの体のラインが「上重心」な骨格ストレートタイプさんは、下重心のコーディネートは着太りはしにくいので「おっ、そんなに悪くないぞ?」と思われることも。
しかし、
ウエスト部分に切り替えや絞りがない
長め丈のアウターやトップス
ロング丈Aラインスカートやワイドパンツ
などは骨格ストレートタイプにとって重心が下がりやすくメリハリのない印象や垢抜けない印象に見えてしまうことも‥!
例のモデルさんのように足首が見える丈感や、バッグは斜めがけに持ち重心を上げる。
そしてチョーカーや髪型をアップスタイルにするなどで思いっきり重心を上げることを意識するのも◎です♪
それではお次は、ウェーブタイプの「重心」を見ていきましょう✨
【ウェーブタイプ】ラ・ファーファ専属モデル:安藤うぃさん
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(※実際に診断したわけではございませんので、あくまでも個人的主観です)
鎖骨は細く浮き出る印象
肩のラインがなだらか お肌に柔らかさを感じる
などの体の特徴もふまえつつ、
重心バランスをメインにラファモの安藤うぃさんを「骨格ウェーブタイプ」の要素が強そうだと判断し、今回ピックアップさせていただきました♪
▶︎【プロが解説!】骨格ウェーブタイプの特徴や似合うファッションまで徹底解説
【上重心】がもっとも美しい♡
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骨格ウェーブタイプの重心は
「上=ハイウエスト位置」
ウエスト位置が身体全体でみると低めだったり体のラインが基本的に「下重心」の骨格ウェーブタイプは、
重心を「上」に持ってくることでスタイルアップします♪
たとえばトップスをボトムスにINする位置やベルトマークをする部分は、くびれ部分よりも上の「ハイウエスト位置」を意識するとバランスがとてもよくなります。
短い丈感のものや、ハイウエスト位置に切り替え
首の開きが狭め、デコラティブなデザインで華やかに盛る
などで、全体的なバランスを「上」に持ってくることが大切になります。
フリルやレースなどの装飾やふんわりとしたシフォン素材などで身体を盛っても、着太りしづらく逆に華やかで垢抜けた印象になるのが特徴的です。
そして、足首や手首など細い部分をキュッと引き締めるようなデザインがより華奢な印象を引き立てます♪
【重心を中央】にした場合‥
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モデルさんの例は、ミニスカートなど基本的には上重心のアイテムで揃えられていてとてもお似合いなのですが、
中に着てらっしゃるニットの「丈感が少し長め×ハイネック」なので、コーディネート全体が下重心に引っ張られてしまう可能性も。
長めの丈感
ハイネックデザイン
足首まであるフルレングス丈のパンツ
などは、骨格ウェーブタイプにとって重心が少し下がりやすく胴が長く間延びしてみえたり、垢抜けない印象に見えてしまうことも‥!
中のトップスをウエストにINしたり、華やかなブローチやネックレスをつける。
そして髪型をふわっと華やかなアップスタイルにしたり全体の目線を上げたりするのもオススメです♪
【下重心】にした場合‥
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モデルさんの例は、首元にレースのインナーを見せることで重心を上げたり工夫されておりますが、
長め丈のトップス・ロングスカート・ロングアウターなど全体的に長めな丈感のものを合わすと重心が下がって見えやすく、
全体的にビッグサイズなもの
長め丈のアウターやトップス
ロング丈Aラインスカートやワイドパンツ
などは、骨格ウェーブタイプにとってかなり重心が下がりやすく足が短くみえたり、野暮ったい印象に見えてしまうことも‥!
アウターはショート丈でボリュームのあるものに、スカート丈は長すぎないもので足首を出すなど、
肌を見せたり一部を上重心のアイテムに変えるだけでいっきに抜け感が出てスッキリとした印象に♪
それではお次は、骨格ナチュラルタイプの「重心」を見ていきましょう✨
【骨格ナチュラルタイプ】ラ・ファーファ専属モデル:小川みこさん
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(※実際に診断したわけではございませんので、あくまでも個人的主観です)
鎖骨が目立つ印象
肩は丸みではなく角ばった印象
全体のバランスが安定している
などの体の特徴もふまえつつ、
重心バランスをメインにラファモの小川みこさんを「骨格ナチュラルタイプ」の要素が強そうだと判断し、今回ピックアップさせていただきました♪
▶︎【プロが解説!】骨格ナチュラルタイプの特徴や似合うファッションとは?
【下重心】がもっとも美しい♡
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骨格ナチュラルタイプの重心は
「下=ローウエスト位置」
ウエスト位置も安定しており、身体全体の「重心が安定している」骨格ナチュラルタイプは比較的どんなお洋服でも着こなしやすいのが特徴です。
しかしその中でも、重心を「下」に持ってくることでよりスタイルアップします♪
そして、ウエスト位置を曖昧にすることがポイントで、
くびれ部分よりも下の腰骨あたりの「ローウエスト位置」を意識するとバランスがとてもよくなります。
長い丈感、ウエスト位置に切り替えがないもの
身体にフィットするものよりもゆるっとビッグサイズ
などで、全体的なバランスを「下」に持ってくることが大切になります。
メンズライクなものは逆に色気が増し、カジュアルなアイテムもリラックス感が出て垢抜けた印象になるのが特徴的です。
そして長い丈感やビッグサイズもナチュラルタイプは着られている印象もなく、すらっとスタイリッシュに着こなします♪
【上重心】にした場合‥
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身体のバランスが安定しているので、【上重心】でも詰まった感じや着太りもしにくく「悪くないよね?」という印象を受けることも多い骨格ナチュラルタイプさんですが、
短い丈感のトップスやボトムス
鎖骨や肩が大きく露出されたデザイン
身体にフィットするタイトなサイズ感
など、肌を露出したデザインは骨感が目立ちゴツゴツとした印象に、タイトなシルエットは角ばったフレーム感が強調されて見えてしまうことも‥!
タイトシルエットや肌見せスタイルの際は、モデルさんのようにブーツなどを合わせて足元重めにしたりボトムスに重量感やボリューム感を出し目線を下に外す。
肌をそのまま露出するのではなくシースルーデザインで「透けさせて隠す」などのアレンジを加えることでより女度が高まります♪
【重心を中央】にした場合‥
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モデルさんの例は、重めのブーツを合わせていらっしゃったり、スカートもボリューム感があって重心が上がりにくいアイテムで工夫されているのですが、
ベーシックなサイズ感や丈感
シンプルでフラットなデザイン
ウエストをベルトマーク
など、形・装飾・生地感などがシンプルなデザインはベーシックで物足りない印象、ウエスト位置を決めてしまうようなベルトマークなどはきっちりしすぎて抜け感がなく見えてしまうことも‥!
変形的なアシンメトリーデザインや、布をたっぷり使ったような落ち感のあるシルエットを加える。
トップスをボトムスにINしないor引き出して長めに垂らす、ベルトマークはせずウエスト位置を曖昧にして重心を下げるといっきに垢抜けた印象に♪
この記事のまとめ
今回は実際にモデルの方で比較をしつつ「骨格診断は太っててわからないということは関係なく、重要なのは重心バランス」ということをお伝えしました。
- 骨格診断の判断に一番大切なのは「重心バランス」である
- 「重心バランス」は太っても痩せても変わらないので診断に影響がない
- ストレートタイプは「中央の重心」がもっとも美しい
- ウェーブタイプは「上重心」がもっとも美しい
- ナチュラルタイプは「下重心」がもっとも美しい
過去や未来ではなく「今」が自分の全て。
皆様の「今の自分をもっとも美しくみせる」コーディネートで輝けるお手伝いができれば幸いです。